路線・駅により終電繰り上げの影響はマチマチ
今回の終電繰り上げに対しての感想は人によってマチマチだろう。
神戸市内に住みながら、大阪梅田によく出かける筆者は「阪急・神戸三宮方面の終電到着時刻が変わらなく、ホッとした」というのが正直な感想だ。
大阪梅田発下り終電を取り上げると、阪急神戸本線では下り終電到着時刻が繰り上がる駅は中津~西宮北口間となり、神戸市内は変わらない。京都本線では上り(京都河原町方面)終電の到着時刻は28駅中7駅しか変わらない。
一方、宝塚本線は平井車庫(山本~雲雀丘花屋敷間)の位置もあり、下り終電の到着時刻では多くの駅が変わる。
また阪神本線では大阪梅田発を基準にすると、下り終電の到着時刻が繰り上がるのは福島~尼崎間となる。これは本線33駅中8駅だ。ともあれ、終電の繰り上げにより影響を受ける駅の利用者は十分に注意したい。
(フリーライター 新田浩之)