決して、「どうでもいい」とは思っていない?
まず、鈴木氏は、その情報に本当に関心がなければ、人は何の反応も示さないとしつつ、以下のように指摘した。
「ツイートや書き込みをしているところからして、これらの人々は、やはり、『気にはなって』おり、決して、『どうでもいい』とは思っていないのです」
その上で鈴木氏は、その関心の持ち方を分類しつつ説明した。
「まず挙げられるのが、『倫理に違反した者の末路を見てみたい』という関心の持ち方です。
渡部さんは昨年、『多目的トイレでの不倫』という、それこそ、個人的性癖が垣間見える違反行為を行ったわけですが、このような『世間的には100%アウト』な違反を行った者に対しては、世間の人々はその後の顛末を見たがります。
その結末は......バッドエンドはもちろんハッピーエンドでも問題なく、渡部さんが今後、何らかの許しを得ていくとしたら、その過程もまた視聴者にとってはエンターテイメントなのです」