「ゴチでもそんな高額設定しない」 バラエティー番組と比較して分かる、総務省7万円接待の異常性

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   山田真貴子内閣広報官が菅義偉首相の長男らから接待を受けた問題がネット上でも話題だ。騒動の責任を取り、山田氏は給与の10分の6である70万5000円を自主返納することになったが、それよりも話題なのが、受けた接待の額だ。

   山田氏は2019年の総務審議官時代に和牛ステーキと海鮮料理の約7万4000円の接待を受けた。この点について、「1人7万円の食事って ゴチになりますの2時間スペシャルでも食べないわ」といった声がツイッター上に噴出しているのだ。

  • 山田真貴子氏(2021年撮影)
    山田真貴子氏(2021年撮影)
  • 山田真貴子氏(2021年撮影)

「『ゴチになります』の最高設定額が...」

   上記の「ゴチになります」とはもちろん、「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の「グルメチキンレース ゴチになります!」のこと。

   1998年から続く同番組の人気コーナーであり、その内容は、設定金額ピッタリを目指して値段が不明な料理を注文し、その正確さを競い、設定金額から最も離れている者が全員分の料金を負担するというものだ。その設定金額は放送回によって異なるが、2時間スペシャルなど放送時間が長い場合は高くなる傾向にあるのは事実だ。

   そんな「ゴチになります!」を絡めつつ、山田氏を批判する声は前述のもの以外にも多い。あるアカウントは「ゴチになりますでもそんな高額設定しないのに1人7万円」と、その金額が常軌を逸していると指摘。また、別のアカウントは、

「ひとりあたり7万円のご飯」ってどれくらいの金額かというと、『ゴチになります』の最高設定額が5万8千円だからそれより1万2千円高いってことよ」

と、やはり、その金額が法外なものであると指摘しているのだ。

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