俳優・上白石萌音さん主演の連続ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)の第7話が2021年2月23日に放送され、主人公を巡るし烈な争いが話題になるなか、視聴者からは「誰にでも優しい人」VS「好きな人にだけ特別優しい人」どちらがいいかの論争が巻き起こっている。
「ボス恋」はファッション誌編集部を舞台に、地方育ちの垢抜けない新入社員・鈴木奈未(上白石さん)が、鬼編集長・宝来麗子(菜々緒さん)の雑用係になったことから、仕事に、そして恋に全力で突っ走るラブコメディー。
「落ち込んでいる人のことは誰でも抱きしめてあげるんですか?」
第7話では、中沢(間宮祥太朗さん)をはじめとする編集部一同が長野県にあるコテージに取材へ。楽しく川で遊ぶが、奈未はそこで潤之介(「Kis-My-Ft2」玉森裕太さん)から貰った大事なブレスレットを失くしてしまう。その後、一人残って必死に捜すなか現れたのは、皆と一緒に帰ったはずの中沢。「大事なもんなんだろ? あいつから貰ったんじゃねえの?」と、恋のライバルである潤之介に塩を送るような行為であることは承知の上で、奈未の気持ちに寄り添って捜索に協力してくれるが結局見つからず。
その後、2人は終電を逃し、近くの宿泊先を探すが、中沢は「もしお前が俺の彼女だったら、俺はお前がほかの男と泊まんのはイヤだ」と外へ。しかしその後のシーンで、一晩中ブレスレットを探し続ける中沢の姿が映し出される...。
一方、潤之介は前回、元恋人で病に苦しむ理緒(倉科カナさん)を慰めるためにハグをし、タイミング悪くその現場を奈未に目撃されている。奈未から「落ち込んでいる人のことは誰でも抱きしめてあげるんですか?」「どうしてそんなに誰にでも優しくするんですか」と叱責されると、単純によかれと思ってした行為が奈未を傷つけていたのだと気づく。
しかしその後、奈未のほうが、潤之介が芯から優しい心の持ち主であると理解。翌朝、心配で長野までやって来た潤之介に対し、「独り占めしたい」と抱きしめるが、そこにブレスレットを見つけて届けにきた中沢が現れ、声もかけずその場にブレスレットを置いて立ち去っていってしまう...と、恋模様が錯そうする展開になった。
「私は中沢さんかな」「潤之助だから好きになったとも言える」
中沢の報われなさに、中沢役の間宮祥太郎さんも、思わず自身のツイッターで「間宮不憫で草」(2月24日)とつぶやいている。
そんななか、視聴者からは「誰にでも優しい人」VS「好きな人に特別優しい人」、すなわち「潤之介派」「中沢派」を巡る声があがった。インターネット上では
「純粋で誰にでも優しいお坊ちゃんより、私は断然中沢さん派だ! 紳士で硬派だから、付き合ってても不安にならなそう」
「誰にでも優しい潤之介さん、素直で優しくて大好きだよ~ でもちょっと中沢先輩が切なすぎる」
「私は中沢さんかな 自分にだけ優しいけど、別に他の人には愛想ないとかないがしろにしてるとかじゃないし」
「誰にでも優しいと元カノを抱きしめるっていうのは話が全く違うと思うので、個人的にはそこを誰にでも優しいでまとめてほしくない」
「誰にでも優しい潤之助だから好きになったとも言える」
などと論争が巻き起こり、すっかり大盛り上がりとなっている。