20分が経過し、たどり着いたのは...
砦をクリアできなかったため、全くの初期状態からの再スタートとなった及川さん。ステージ1とステージ2をノーミスでクリアし、前回を反省したのかステージ3に挑まずに砦に直行すると、2回の失敗ののち、砦をクリアし、いよいよワールド1の後半に突入したのだった。
そして、ステージ5は1回のミスののちに成功。この時点で残り時間は2分となり、20分でのワールド1クリアは絶望的な状況となっていたが、それでも及川さんはゲームを続行する。
そして、ステージ6で立て続けに3回失敗し、2度目のゲームオーバー。しかし、今度は「砦」をクリアしているのでステージ5からの再開となった。ただ、ステージ5に挑んで1回目の失敗を迎えた丁度その瞬間に制限時間の20分を満了し、タイムアタックは終了となったのだった。
この後、及川さんは何とかスタッフに頼み込んでタイムアタック終了後もゲームを続行。その後も数々の失敗を繰り返すが、ファミコン時代にはなかった、禁じ手ともいえる「巻き戻し機能」(失敗の直前など、好きな瞬間に戻れる機能)までも動員して、艱難辛苦の末にワールド1をクリアしたのだった。
これら、本人曰く約30年ぶりという「マリオ3」への挑戦に対し、YouTubeのコメント欄には「マリオとか懐かしいですね ってかマリオより及川さん見てしまう 本当に美しい」といった絶賛の声が殺到。他にも、「まさに子供の頃に戻ってプレイする姿が、また可愛くて最高です」と、そのチャレンジを称える声も寄せられている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)