俳優の綾瀬はるかさんが主演を務める日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)の第6話が、2021年2月21日に放送された。謎が謎を呼ぶ展開にこれまでさまざまな考察がなされてきたが、今回また新たに明らかになった情報を巡り、今一度「第1話」から見返す視聴者が続出している。
「数字」で指示を受けている?
「天国と地獄」は、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」などで知られる森下佳子さんが脚本を手掛けるオリジナルドラマ。綾瀬さん演じる熱血刑事・望月彩子と、俳優の高橋一生さん演じる殺人鬼・日高陽斗の中身が、鹿児島・奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」かのごとく、入れ替わってしまうスイッチストーリーだ。
第6話で彩子は、ある証言から日高が「新月の夜」に殺人を犯してきたこと、またある人物から数字で示された指令を受けて犯行に及んでいることを知る。次の新月は翌日、そして例の歩道橋に書かれた数字「9」で示された人物が殺害されると踏んだ彩子は、なんとか日高の犯行を止めようと、同居人である陸(柄本佑さん)に日高が事件の証拠を隠したコインロッカーを探すよう依頼。コインロッカーには、かつて目撃した殺人リストとともに、『暗闇の清掃人φ(ファイ)』という名の漫画が。その漫画の内容とは、ミスターXから「数字」で指令を受けた清掃人が、法では裁けない悪人らを殺害していくというもので、一連の事件とも合致している。