お笑いコンビのかまいたちが2021年2月21日、テレビ番組「おしゃれイズム」(日本テレビ系)に登場し、今までで一番過酷だったロケについて語った。
「おかげで、だいぶ力は付けさせてもらった」
この日、番組内で過去にロケ弁がチロルチョコ2粒のみだった悲しい経験を告白した山内健司さんと濱家隆一さんに「そんな中、過酷なロケをやらされるんだろ? チロル2個で...割に合わねーな!」と憐みの目線を向けたくりぃむしちゅーの上田晋也さん。続いて彼が「一番過酷だったロケって何?」と質問を飛ばすと、2人からは「やっぱり無人島ロケ...」というコメントがポロリ。無人島にナイフ1本だけを持って行き、指定された料理を島の食材のみで作る「雨上がりの『Aさんの話』~事情通に聞きました!~」(ABCテレビ、放送終了)の1コーナーと思われるロケの思い出が紹介された。
当時、「無人島で飲茶を作れ」という指令を受けた彼らは何から手をつけたらいいか分からない状態で、ひとまず粉を作るためどんぐりや木の実を探していた。しかし、一向に木の実類は見つからず、流石に「なんやねん!」と参ってしまったとのこと。困惑し切っていたところ、番組ディレクターより「ウツボがこの辺泳いでいるらしいので、ウツボを使いましょう」
「ウツボの皮膚をそのまま皮に、肉を細かく刻み餡にすることで餃子が出来るのでは」と提案されたそうだ。
2人は海と山を駆け巡り、最終的にヘビ、カエルを使ってシュウマイや小籠包を作ったものの、あまりの不味さに悶絶する姿を見せていた。
また、不運にも暴風に遭遇しブルーシートが吹き飛ばされたことから岩場で小さくなって震えていたことや、「俺が死んでもテープだけは局に届けろよ!!」とディレクターの叫びが聞こえてきた経験もあるのだという。
そんなこんなで命の危険に晒されたロケ時間はなんと2日間、放送されたのは約10分という事実にスタジオからは悲鳴が続出。しかし、濱家さんは「そういうのをやってたおかげで、だいぶ力は付けさせてもらった」と力強くコメントしていた。