「衛生消耗品・清掃に係る人件費等の一部についてご負担をお願い」
居酒屋は、新型コロナウイルスの感染拡大で客足が遠のいたほか、政府の緊急事態宣言で、時短営業が求められ、経営が苦しくなっているともされる。
感染症対策料をわざわざ徴収することにしたのは、こうした懐事情もあったのだろうか。
目利きの銀次などを運営するモンテローザでは2月19日、J-CASTニュースの取材に対し、総務企画課がこう説明した。
「本件につきましては、21年2月7日の緊急事態宣言発出とほぼ時期を同じくして、弊社店舗の一部の業態で試験的に実施致しました。コロナ対策のアルコール製剤等の衛生消耗品・清掃に係る人件費等の一部についてご負担をお願いしたものです」
しかし、今後については、次のようにコメントした。
「お客様からも一定のご理解はいただきましたが、その後弊社内で総合的に検討の結果、本日(2月19日)付で『感染対策料』徴収の中止を決定しました。従いまして、詳細にわたるコメントは控えさせていいただきます」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)