居酒屋客に「感染症対策料」を請求 モンテローザが試験導入も...わずか12日で中止に

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「衛生消耗品・清掃に係る人件費等の一部についてご負担をお願い」

   居酒屋は、新型コロナウイルスの感染拡大で客足が遠のいたほか、政府の緊急事態宣言で、時短営業が求められ、経営が苦しくなっているともされる。

   感染症対策料をわざわざ徴収することにしたのは、こうした懐事情もあったのだろうか。

   目利きの銀次などを運営するモンテローザでは2月19日、J-CASTニュースの取材に対し、総務企画課がこう説明した。

「本件につきましては、21年2月7日の緊急事態宣言発出とほぼ時期を同じくして、弊社店舗の一部の業態で試験的に実施致しました。コロナ対策のアルコール製剤等の衛生消耗品・清掃に係る人件費等の一部についてご負担をお願いしたものです」

   しかし、今後については、次のようにコメントした。

「お客様からも一定のご理解はいただきましたが、その後弊社内で総合的に検討の結果、本日(2月19日)付で『感染対策料』徴収の中止を決定しました。従いまして、詳細にわたるコメントは控えさせていいただきます」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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