天丼チェーン「天丼てんや」は、大阪府内にある全2店舗を2021年2月28日で閉店すると2月15日に公式サイト上で発表した。これにより「天丼てんや」の店舗は大阪から消滅することになった。
ツイッター上では、「悲しみ...」「食いたくなったらどうすりゃいいんだよ」と惜しむ声が出ている。
運営会社は大規模な店舗整理を発表
「天丼てんや」は1989年に東京駅・八重洲地下街に1号店を出店。以降、首都圏を中心に出店を重ね、2月19日現在、全国167店舗を展開している。
「天丼てんや」やファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を運営するロイヤルHD(東京都)は、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を受け、21年末までに約90店舗を閉店すると20年11月13日に発表している。
そうした中、2月15日には「天丼てんや」の公式サイト上で、福岡県の黒崎コムシティ店(北九州市)、大阪府の難波御堂筋店(大阪市)と近鉄河内小阪駅店(東大阪市)の計3店舗を2月末で閉店することが発表された。
これにより、大阪府内にある「天丼てんや」の店舗は消滅することとなった。大阪からの撤退により、関西圏の店舗は、「垂水駅前店」(神戸市)「香芝サービスエリア下り店」(奈良県香芝市)のみとなる。
東京発祥「てんや」の大阪撤退を受け、ツイッター上では、「てんや...お前大阪から出ていくのか」「天丼食いたくなったらどうすりゃいいんだよ」「大阪府民のお口に合わなかったのかな」など惜しむ声が出ている。