アーティストの星野源さんが、2021年2月18日配信のYouTube番組「わしゃがなTV」に出演、ライターのマフィア梶田さん、声優の中村悠一さんとともに「アイマス」トークを繰り広げた。
ゲーム「アイドルマスター」のファンであることも公言している星野さんだが、思いもよらない場所で「アイマスP」(プレイヤーの通称)に出会ったエピソードを語っている。
「太秦にPがいるんですよ」
番組はゲストの星野さんとレギュラーの梶田さん・中村さんがゲーム「モンスターファーム2」で対決する企画の前編。ゲームで使用する楽曲をまずは3人が挙げていくのだが、星野さんがゲーム「アイドルマスター」から「shiny smile(M@STER VERSION)」を挙げた上で、主演した映画「引っ越し大名」(2020年)のロケでのエピソードに移る。
星野さんは京都での撮影の時、ベテランのスタッフが「働いたら負け」というセリフが書かれたTシャツを着ていたのを見たという。「働いたら負け」というセリフはゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」のキャラクター・双葉杏のセリフなのだが、おそるおそる「すいません、それって杏ですよね」とスタッフに声をかけてみたところその通りで、さらに「アーケード(註:アイドルマスターの中でも最も古い、アーケードゲームでプレイするもの)からやっている」という古参のプレイヤーだったとのことである。
「太秦にPがいるんですよ」という星野さんの驚きに、「ベテランの俳優さんとか、それどういう目で見てたんですかね」(中村さん)「含蓄があるなって思ってたんじゃないか」(梶田さん)とスタジオは盛り上がっていた。
「オマリーの六甲おろし」を「とんでもなく音痴なんです」
星野さんが他に挙げた楽曲は、「Duvet」(bôa)・「優しさの理由」(ChouChoさん)・「Chaos Attractor」(いとうかなこさん)・「寝・逃・げでリセット!」(アニメ「らき☆すた」の柊つかさのキャラクターソング)・「ふたりのきもちのほんとのひみつ」(アニメ「キルミーベイベー」主題歌)・「オマリーのダイナミック・イングリッシュ 〜オマリーの六甲おろし〜」とディープな曲ばかり。
とりわけ当時阪神タイガースに在籍のトーマス・オマリーさんが歌った「オマリーの六甲おろし」を、「本当に名曲」と言いながらも「とんでもなく音痴なんです」「(1番を日本語で歌っていて、2番の)英語の方が下手なんです」とこだわりのポイントを語っている。