商品は「セブンプレミアム極小粒納豆」で、スーパーも調査中
同社によると、混入していた破片は、5~6ミリほどの大きさの1個で、ビンを割ったようなガラスだとみられるという。納豆のタレを長期間保存していると、ガラスのような塩分の結晶ができることがあるが、それとは明確に違うとしている。
また、同社では、保健所に届け出て、納豆が販売されたスーパー「ヨークベニマル」の仙台市内の店にも連絡したことも明らかにした。男性の家族には、病院に行ってもらったといい、ケガなどは聞いていないという。納豆にガラスの破片のようなものが混入したという報告は、他にはないと言っている。
今回の納豆は、ヨークベニマル側からの委託を受けて、宇都宮市内の工場で製造した商品「セブンプレミアム極小粒納豆」だった。
ヨークベニマルの企画室は2月19日、この商品にガラスの破片が混入されていたという訴えがあった事実を認め、「私どもでは、近くお見舞いに伺うことになっています。どこで混入したかは調査中ですので、詳しいことは申し上げられないです」と取材に答えた。
宇都宮市保健所の生活衛生課では、18日に市内の工場に連絡して異物混入の届け出があったことを確認したうで、19日から工場への立ち入り検査を始めた。「こちらには今回の1件しか来ていませんが、製造記録の書類確認などを通じて、工場での混入の可能性の有無を確認したいと考えています」と話している。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)