橋本聖子掲載の文春発売でなぜか思い出された「高橋大輔の銅メダル」 「日付の一致」は偶然か

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   東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会会長への就任が取りざたされている橋本聖子五輪担当大臣について、7年前の醜聞が2021年2月18日発売の「週刊文春」(2月25日号)で再び報じられ、大きな話題になっている。

   14年8月20日発売の同誌は、同年2月開催のソチ五輪の打ち上げパーティーの際に橋本氏が、同五輪に出場していた男子フィギュアスケートの高橋大輔選手に対して無理やりキスをするなどのセクハラを行っていたと報じ、大きな騒ぎに。一方で最新号発売にあたり、日付をめぐる偶然性に気付いたとする声がインターネット上に上がっているのである。

  • 橋本聖子五輪担当大臣(2019年11月撮影)
    橋本聖子五輪担当大臣(2019年11月撮影)
  • 橋本聖子五輪担当大臣(2019年11月撮影)

「2010年の今日 高橋選手が銅メダルとったのか」

   匿名掲示板「5ちゃんねる」では橋本氏の記事掲載についてのスレッドで、とあるユーザーが「2010年の今日 高橋選手が銅メダルとったのか」と、11年前の2月18日を回想。また、同様の声はツイッター上にも見られ、「今日はいみじくも 2010年 高橋大輔さんがバンクーバー冬季五輪で銅メダルを獲得した日なんですって」と指摘しているのだ。

   「いみじくも」という表現が何とも気になるが、調べを進めてみると、バンクーバー五輪の男子フィギュアのフリースケーティングが現地時間2010年2月18日(日本時間19日)に行われ、高橋選手が銅メダルを獲得していたのだ。

   そう、つまりこれらの声は、「橋本氏による高橋選手へのセクハラ疑惑を再び報じた文春の発売日」が、よりにもよって「高橋選手がちょうど11年前に銅メダルを獲得した日」であることに驚く声なのだ。

   もちろん、今回の文春発売日が21年2月18日であることと、高橋選手が銅メダルを獲得したのが10年2月18日であることは、偶然の一致にすぎないといえる。ゆえに、高橋選手としてはこのような形で思い出されてしまうのはとんだとばっちりだろう。ただ、それが分かっていても、21年2月18日は五輪組織委の理事会も開催。同じ日付にオリンピック関連で大きな動きが起きている以上、連想を止められないのもまた人間の性なのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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