阪神ドラ1・佐藤輝はどこを守るべき? 外野より「一塁」の方が...担当記者が大胆提言

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佐藤を一塁に回すメリット

   一方で阪神OBの話題でも議論になっている懸案事項がある。佐藤のポジションだ。

   本職は三塁だが、昨季打率.288、28本塁打、85打点と大きく飛躍した4番の大山悠輔がいる。俊足と強肩を買われて外野守備にも挑戦している佐藤だが、不慣れな部分は否めない。

「佐藤の三塁の守備は大山と比べても遜色ないため、『競わせてから他のポジションを考えるべきでは』という声が阪神OBから上がっています。また、チームの戦略を考えると一塁もアリです。

マルテの守備が不安定で、本職が外野のサンズを一塁で守らせる構想もありますが心許ない。佐藤が一塁で守れるところを見せれば、外野は左翼がロハスかサンズ、中堅は近本光司、右翼は糸井嘉男か高山俊という布陣になる。

天才的な打撃センスで新人王に輝いた高山は近年伸び悩んでいましたが、キャンプでは打撃フォームをマイナーチェンジして状態の良さをアピールしています。佐藤を一塁に回せば、右翼の高山と併用できるのが大きなメリットです」(前出の阪神担当記者)

   佐藤の持っている潜在能力を考えれば、広い甲子園の外野で躍動する姿が一番似合うかもしれない。だが、内野にこだわりがあるなら「ポジション争いさせるべき」という提言も一理ある。

   今季の開幕戦は3月26日のヤクルト戦(神宮)。あと1か月半後、佐藤はどこのポジションを守っているだろうか。

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