大竹しのぶのRADWIMPS歌唱にツッコミの嵐 「シャンソンな雰囲気」が一因?

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「上手い下手という概念を超えて...」と評価も

   だが、これとは逆に、今回の大竹さんの出演に納得したとする声も上がっている。あるツイッターアカウントは「大竹しのぶが歌うとシャンソンな雰囲気」と、その歌を絶賛。また、別のアカウントも、

「大竹しのぶさんが歌う、RADWIMPSの『愛にできることはまだあるかい』 エディット・ピアフの『愛の讃歌』のような宇宙規模の愛の歌に聴こえた」

と、シャンソンの大家として知られるエディット・ピアフ(1915-63)の名前を出しつつ、やはり、シャンソンの要素があったとツイートしているのだ。

   実は、大竹さんといえば2011年にエディット・ピアフの生涯を描いた「ピアフ」で主演。同舞台は13年、16年、18年にも再演され、作中で大竹さんはピアフの代表曲「愛の讃歌」を披露したほか、16年の大みそかに放送された「第67回NHK紅白歌合戦」でもやはり「愛の讃歌」を披露しており、ここ10年でたびたびピアフ関連の仕事をこなしているのだ。

   となれば、今回の歌唱において、その音程が不安定になったのは、その歌い方がシャンソンに影響されたものとなった可能性は否定できない。シャンソンは語るように歌うのが作法であり、音程の維持の優先度は低いのが一般的であり、その結果、サビの部分での音程が不安定になってしまったのではないだろうか。大竹さんの歌をめぐっては他にも、

「大竹しのぶさんの歌唱 上手い下手という概念を超えて、魂の美しさみたいなものを見せられたような気がした」

といったツイートも上がっているほどであり、それを考えると、大竹さんが感情表現を優先させて歌った結果、音程が不安定になってしまったと考えることが出来そうだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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