「あざといよりタチ悪い」「嫌いになれない」 「ボス恋」倉科カナの恋敵化?に視聴者複雑

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   俳優・上白石萌音さん主演の連続ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)の第6話が2021年2月16日に放送された。「恋の五角関係」が始動した今回、主人公にとってライバル的存在で、俳優・倉科カナさん演じる理緒の「やり手」具合が話題になっている。

  • 倉科カナさん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
    倉科カナさん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
  • 倉科カナさん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

老若男女に好かれる「サバサバ系女子」こと理緒

   「ボス恋」はファッション誌編集部を舞台に、地方育ちの垢抜けない新入社員・鈴木奈未(上白石さん)が、鬼編集長・宝来麗子(菜々緒さん)の雑用係になったことから、仕事に、そして恋に全力で突っ走るラブコメディー。

   前回、潤之介(「Kis-My-Ft2」玉森裕太さん)がかつて想いを寄せていた相手が、親身に恋愛相談に乗ってくれていた理緒であると知ってしまい、奈未は激しく動揺した。第6話では、奈未は潤之介との関係を理緒に隠そうとするが、突然理緒から「潤ちゃんでしょ。奈未ちゃんの恋の相手」「私応援するから」と既にお見通しな上、まさかの味方に。

   理緒との関係が気になる奈未が2人の関係を問いただすと、理緒は「付き合ってた。もう何年も前だよ」とあっけらかんと告白。さらに、潤之介とは親同士の付き合いで幼馴染であること、遠距離恋愛だったがバイオリンを優先するため別れを選んだことなど、これまでの経緯を自然体な様子で話す理緒に対し、奈未はホッとしつつも圧倒的スペックの差に「もしまだ潤之介さんに理緒さんへの思いがあったら...」と不安になるのだった。

元カノからの「応援する!」より心もとない言葉はない

   その後、理緒と病院で遭遇した潤之介は、場の流れもあり奈未には伝えず2人きりで食事へ。理緒は、楽器演奏時に指や手首がこわばる「音楽家ジストニア」に侵されていた。食事後の別れ際、さまざまな思いが募ったのか、これまで気丈にふるまってきた理緒がとっさに潤之介の袖をつかみ、涙ながらにハグ。潤之介も抱きしめ返したとき、偶然通りがかった奈未がその光景を見てしまい...という展開となった。

   奈未の恋愛相談に親身に乗ってくれていた上、「応援する」と背中を押してくれた「サバサバ系女子」理緒のまさかの「裏切り」にも似た行為に対し、視聴者からは、

「理緒ちゃんもバイオリンが続けられないかもって動揺したんだろうけど、奈未ちゃんが恋する人だと解っててだもんねぇ」
「結局、好きだった男に弱味見せちゃうんだよねぇ いくらサバサバしててもそこは女だよねぇ でも何故だろう、嫌いになれないな...」
「やっぱこういうタイプ! あざといよりたち悪いわ」
「理緒みたいな元カノが言う、『私もう未練ないし!2人のこと応援する!』っていう言葉は大体嘘なので信じてはいけない」
「こんな視聴者から嫌われそうな役を全力で演じてくれる倉科カナ」

などと反響があがっている。

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