「手取り前ならなんとか...」「ギリセーフ」
番組中、鷲見さんの年収額には司会を務める「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さん(47)が「700万は高給取りよね?」と指摘するなど、番組出演者の間ではテレ東時代の鷲見さんが高収入であったとする方向性で一致したが、ツイッター上には上記の他にも「手取り前で700万ならなんとか......」や「ギリセーフ」と、基準を満たさなくはないので鷲見さんと交際したいとする声がチラホラ上がっているのだ。
年収700万円といえば確かに高給取りのような気もするが、その一方で、自らの年収が鷲見さんのお眼鏡にかなうとするこれらの声。その主はそれなりに自身の年収に自信がある男性とお見受けするが、そこで、鷲見さんの年齢(30歳)を鑑みて、その年齢付近の男性たちの年収の平均値を、国税庁がまとめた「民間給与実態統計調査」(2019年分、20年9月発表)から調べてみよう。
鷲見さんの年齢付近と言えるのは、30歳前後。統計では年齢の区切りが5歳区切りとなっているので、「25~29歳男性」と「30~34歳男性」の欄を見ると、その値はそれぞれ「403万円」と「470万円」。平均値でこの値であるところからして、実際にはそれなりのばらつきがあるはずであり、そう考えると、先ほど挙げた声が「鷲見さんに近い年齢の男性が、収入を偽らずに交際を希望しているツイート」である可能性は、決して否定できないだろう。
また、鷲見さんが明かしたテレ東時代の「700万円」という給与額は「470万円」の約1.5倍であるところを考えると、鷲見さんの年齢付近の男性で700万円以上の年収がある男性は、それほど「特別な存在」とは言えないだろう。そう考えると、鷲見さんが理想とする男性は「一般男性」の中にそれなりに存在しているとも考えられるのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)