歌手の安斉かれんさん(21)が2021年2月16日放送の「Tresen」(FMヨコハマ)で、アルバイトの「すぐ辞め伝説」を公表した。
「3日で辞めたステーキ屋さんとかあるし」
安斉さんは2020年10月6日から、同番組の20分間のワンコーナー「てくてくカレンダー」を担当。この日は第20回を迎えたことを明かしつつ、前週の放送で募集していた「安斉かれんに聞きたいこと」という質問に回答していったが、その中の質問の1つで、自身のアルバイトに関する経験を明かした。
「アルバイトは何かやったことはありますか?」という質問に対し、安斉さんは「ありますよ」と回答。続けて、「高校生の時に。アパレルとかもやったこととかありますが、あんま続いた覚えがないですね。色々やってたんだけど」と、さまざまな職場を経験したことを明かしたのだった。
ただ、安斉さんは続けて、「3日で辞めたステーキ屋さんとかあるし」と話を続けると、
「何で3日で辞めたかっていうと、ステーキ屋さんて、お皿を手首に乗せて、1度に3枚とか運ばなきゃいけないじゃないですか。で、研修中に普通に落としたんですよ。『え、もう無理』って思って辞めました」
と、その早期退職の原因が皿を落とすという赤っ恥エピソードであることを公表。さらに、退職を伝えた手段は電話だったことを明かしつつ、
「『すいません。私にはちょっと合わないと思います』と言う感じで。今思うとマジで舐め腐ってるよね。高1で初めてくらいのバイトなんですけど。ま、でも、ちゃんと辞めるって伝えてますからね。バックレたわけじゃないから、ウフフフ!」
と、若気の至り的な要素があったことを匂わせつつ、退職の瞬間を再現したのだった。
「これ言っていいのか分からないけど、面接で辞めた! アハハハ!」
さらに、この日の安斉さんはいつになく饒舌。他に受けたアルバイト先としてあるコンビニでは、「これ言っていいのか分からないけど、面接で辞めた! アハハハ!」と、実際には就労することなく辞退した経験を公表。さらに、これらのトークの総括として、「めっちゃダメな奴、ほんとに!」「やっぱり私ね、マニュアルがある仕事は出来ないんだと思います。臨機応変系が好き」と、自らの「特性」を明かしつつ、別の質問に移っていったのだった。
これら、やや「本人の飽きっぽさ」を漂わせたこの日の安斉さんのトークだったが、「シンガーソングライターではなく、普通の一般人になっていたら、どんな人になっていたかと思いますか?」という質問に対し、「最近、めっちゃ考えるんですよ。こういうお仕事をさせてもらってなかったら、何やってるんだろうなって」と回答。ただ、安斉さんは2019年5月1日に歌手として芸能界デビューを果たしており、2020年はテレビドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)で、アユ役で主演を務めたほか、今年の5月1日で芸能生活は2周年。それを考えると、安斉さんは無事、適職を見つけたと言えるのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)