2021年2月16日、TBSが4月期の番組編成説明会を開催し、28年近く続いたサッカー情報番組「スーパーサッカー(SUPER SOCCER)」が3月で終了すると発表した。
「時代を感じるなぁ...」
「スーパーサッカー」は1993年秋に放送を開始したサッカー情報番組だ。日本国内や海外のサッカー情報を紹介する番組であり、国内外の試合のダイジェストを中心に選手のインタビューや選手にスポットを当てたバラエティ企画などで人気を博していた。現在は、タレントの加藤浩次さんが3代目MCを務めている。
「スーパーサッカー」終了後は、スポーツ情報番組「S☆1」(編注:真ん中は星マーク)の放送枠を拡大し、サッカー情報も番組内であわせて扱うという。
2020年9月には、お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之さんがMCをつとめた人気サッカー番組「やべっちF.C.」(テレビ朝日系)も約18年の歴史に幕を下ろしている。「スーパーサッカー」の終了により、同年度内で地上波を代表するサッカー情報番組が相次いで終了することとなり、ネット上のサッカーファンが多いに悲しんでいる。
ツイッターでは、16日15時現在で「スーパーサッカー」「スパサカ」がトレンド入りしていた。
「やべっちに続いてスパサカも終わりかー」
「やべっちもスパサカも地上波からなくなる、、、時代を感じるなぁ...」
「サッカーのオワコン化、ハンパない」
サッカー情報番組はサッカーに馴染みの薄い一般の人々がJリーグの情報に触れるきっかけにもなっていたことから、サッカー離れを危惧する声も多い。
「有料チャンネル見れない子供も多いしね。サッカー人気が落ちませんように」
「国内の人気第二位のスポーツはサッカーだと思うのだけど、それでも専門番組は生き残れないのか」
「スパサカ終了で、にわか層を掘り起こすためには地上波での番組は必要とは思う、でもあの日曜深夜にどれほどのにわか層がテレビ見てるんだろうかなと」