プレジデント誌で「原田泳幸連載」始まる 「逮捕後の掲載経緯や今後」を編集部が説明

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   「原田泳幸日本マクドナルド元社長、妻に暴行した疑いで逮捕 容疑を否認」(毎日新聞ウェブ版)――各メディアが事件を相次いで報じて大きな注目を集めるなか、ビジネス誌『プレジデント』(プレジデント社)の2021年2月12日発売号(2021・3・5号)に新連載「原田泳幸 世界一の発想法」が掲載された。同号では「伝説の経営者・原田泳幸氏の連載」と説明している。

   逮捕報道が流れたのは2月6日。プレジデント社は8日の段階で、公式サイト上に同連載に関する「お知らせ」を公表しており、掲載経緯の説明のほか、「今後の掲載について慎重に判断していきたい」との見解を示していた。12日昼現在、情報の更新は見当たらない。

  • 原田泳幸氏(2015年撮影)
    原田泳幸氏(2015年撮影)
  • 「大変驚いております」 プレジデント社が掲載経緯を説明(プレジデント公式サイトより)
    「大変驚いております」 プレジデント社が掲載経緯を説明(プレジデント公式サイトより)
  • 原田泳幸氏(2015年撮影)
  • 「大変驚いております」 プレジデント社が掲載経緯を説明(プレジデント公式サイトより)

「慎重に判断していきたいと思います」

   8日公表の「お知らせ」では新連載を企画した理由について、「原田氏がアップルジャパンや日本マクドナルドをV字回復させた経験は、今、コロナ禍に悩むビジネスリーダー、とくに小売、飲食関連の方の力になると考えたためです」と説明。掲載された第1回ではアップル時代の故・スティーブ・ジョブズ氏との思い出を振り返っている。

   また、プレジデント編集部によると、「記事の校了は原田氏の逮捕前で、一連の報道に編集部も大変驚いております」とのことで、「当然のことながら逮捕容疑が事実であれば、許されない行為であり、遺憾に思います」との見解も示している。

   今後の掲載については、「本人との連絡が困難」「処分決定前である」「一部報道によると本人が否認している」などの事情を踏まえ、「慎重に判断していきたいと思います」としている。

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