日本は6年ぶりに「完全な民主主義」に
19年は7.99点で24位だった日本は、20年は8.13点で21位にランクアップ。14年以来6年ぶりに「完全な民主主義」に復帰した。EIUの報告書では
「この変化は、政府に対する国民の信頼感の向上によってもたらされた」
と指摘されているが、日本国内からは異論も出そうだ。
日本は、アジア太平洋地域ではニュージーランド(9.25点、世界4位)、オーストラリア(8.96点、世界9位)、台湾(8.94点、世界11位)に次ぐ順位で、韓国(8.01点、世界23位)を僅差で上回った。
特に台湾は、19年の7.73点、世界31位から大きく評価を上げている。報告書では背景として、20年1月に行われた国政選挙で若者を含めて高い投票率を記録したことや、新型コロナ対策ではロックダウンなどの強い措置が行われず、住民が自発的に対策に協力していたことなどを挙げている。
1位はノルウェー9.81点、2位はアイスランド9.37点、3位はスウェーデン9.26点だった。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)