松井珠理奈「卒業シングル」で見せたメンバー愛 表題曲「68人全員参加」で臨んだ理由

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NHK紅白歌合戦「パレオはエメラルド」意識した理由

―― ナゴヤドームでは、全員がスカーフを持って踊るシーンがあります。

松井: 2012年に初出場したNHK紅白歌合戦の「パレオはエメラルド」で披露したカノンという振り付けを意識したものです。

―― 当時はNHKホールで取材していましたが、それぞれスカーフを持って1列に並び、最後にステージの中心に集まる一連の振り付けは、リハーサルでは非常に苦労していましたね。

松井: そうですそうです!MVの振り付けでも、その要素を取り入れました。元々なかった振り付けなのですが、「せっかく全員でやるからには、それを入れたら、ファンの人たちは『エモい』ってなるんじゃないか」と監督さんとshojiさんに提案したら、「やりましょう」となって実現しました。

―― 動きをそろえるのが大変なダンスなだけに、そのラストが上手く決まったときは、グループの一体感も高まったのではないですか。

松井: みんなの集中力が素晴らしかったです。紅白に出場した経験があるメンバーが少なくなった中で「当時の振り付けをやろう」となったわけですが、それでも先輩がパフォーマンスに込めた熱が他のメンバーにも伝わって、みんなしっかりやってくれました。それがSKE48らしさだと感じました。

―― MVでは、「パレオはエメラルド」をはじめ、過去の多くの楽曲の衣装を着てパフォーマンスしています。12年間のSKE48の歴史を振り返る意味もあるわけですね。

松井: 「少し懐かしいな」と感じる部分や、「見る人が見れば分かる」部分を感じていただけると思います。
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