議員文通費で「帝国ホテル122泊を予約」 丸山穂高氏「炎上覚悟」で問題提起

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   NHKから自国民を守る党副党首の丸山穂高衆院議員(37)が、議員の文通費(文書通信交通滞在費)について問題提起するとして、東京都内の帝国ホテルの長期滞在サービスを122泊分予約したとツイッターで明かした。

   丸山氏は、すでに東京・赤坂の議員宿舎で一人暮らししており、「血税ではなく自腹でした方がいい」との批判も一部である。丸山氏に話を聞いた。

  • 丸山穂高議員(2018年撮影)
    丸山穂高議員(2018年撮影)
  • 丸山穂高議員(2018年撮影)

丸山氏「毎月100万もフリーハンドで貰うおかしな制度」

   帝国ホテルでは、2021年2月1日に、家具付きで長期滞在できるサービスアパートメントを発表し、スタジオタイプなら月額(30泊)で36万円と破格の値段で大きな話題になった。客室の1割ほどに当たる99室を提供し、3月15日から7月15日までの期間で予約を受け付けた。

   ホテルの広報担当者にJ-CASTニュースが聞いたところによると、コロナ禍の中で客室の稼働率はかなり低くなっているものの、サービスアパートメントはすでに完売したそうだ。

   このサービスについて、丸山氏は2月3日、議員の「文書通信交通滞在費(通称・文通費)」を使って、販売全期間に当たる122泊150万円で予約したとツイッターで明かした。

   文通費とは、議員が書類を送ったり通信を行ったりするため、月額100万円を受け取ると法で定められている。衆議院の広報課によると、その使途を公開する規定はなく、領収書もいらない。また、お金が余っても返すことは想定されていない。

   これに対し、丸山氏は、「国民への10万円の再配布は渋りながら、国会議員はJR乗り放題パス等と別に毎月100万もフリーハンドで貰うおかしな制度」だとツイートで批判し、「この自粛下で使い切れてる議員はほぼいないかと。せめて公開実費にすべき」だと訴えた。そして、「税金アジャースで、老舗ホテルへの応援も出来ちゃいますね」と皮肉っていた。

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