「当日お求めになった方にはご迷惑を...」
J-CASTニュースがSNS分析ツール「ソーシャルインサイト」で調べたところ、21年2月2日にツイッター上で投稿された「恵方巻き」という言葉を含むツイートは約18万件だった(リツイート除く)。また、そのツイートがポジティブかネガティブかを判定する「ポジネガ分析」を行うと、「恵方巻き」とともにつぶやかれた「ネガティブな名詞」の一つに「売り切れ」が入る結果となった。
18年〜20年の節分(各2月3日)に投稿された「恵方巻き」を含むツイートを対象に同様の「ポジネガ分析」を行うと、いずれの年も「売り切れ」というワードはネガティブな名詞として登場していなかった。一方で、18年と19年にはそれぞれ「廃棄」という言葉がネガティブな名詞として入っていた。
実際の売れ行きはどうだったのか。J-CASTニュースが2月3日、セブン-イレブンを展開するセブン&アイ・ホールディングス、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3社の広報担当者に取材すると、セブンイレブンは販売終了直後、ファミリーマートとローソンはまだ販売期間中(2月3日まで)だったこともあり、いずれも具体的な数字については答えられないとした。
なお、ファミリーマートの広報担当者は恵方巻きの予約数に関しては「前年並み」だったが、コロナ禍の影響で「ウェブ予約」の比率が上昇したと説明。
また、セブン&アイHDの広報担当者は「多くのお店で(恵方巻きが)売り切れている、ということを聞いている。当日お求めになった方にはご迷惑をおかけした部分がある」としつつ、「(それだけ)廃棄があまり出ずに済む、ということも想定される」と語った。
恵方巻きもう売り切れとった pic.twitter.com/zphHpmU1qI
— Fujii Kaze (@FujiiKaze) February 2, 2021