2021年2月3日夕に公開された「文春オンライン」のスクープが波紋を広げている。「NEWS23」でメインキャスターとして活躍中の小川彩佳アナウンサー(35)の夫で、医療ベンチャー会社の代表取締役(36)が不倫をしていたと報じているのだが、これに関連し、ネット上では「小川アナ産後3ヶ月で復帰して、育児と仕事の両立大変ってテレビで見たばかりだったのに 夫よ、なにしてんや」といったツイートが相次いでいるのだ。
記事では、不倫相手の女性の属性や、夫が週刊文春の取材に対し、不倫を認めるコメントを寄せたことなどを紹介。小川アナは2019年2月に結婚、20年7月には第1子を出産し、同年10月には産休を終えて仕事に復帰しているが、その小川アナは21年1月30日に放送されたトーク番組「サワコの朝」(TBS系)に出演し、新婚生活などについて語っていたのだ。
「夜の番組を担当しているということが、ある種、功を奏していまして」
同番組はエッセイストの阿川佐和子さんが司会を務める冠番組。冒頭、「今日のゲストは、NEWS23でメインキャスターを務めながら、最近はお母様になって、なおまた活躍していらっしゃる小川彩佳さんです」と阿川さんの紹介が終わると、番組には「報道番組と育児の間でもがき続ける小川さん」といったナレーションが入るなど、小川さんが仕事と家庭の両立に挑んでいることを強調するトーンで番組が進行していった。
序盤、阿川さんは「赤ちゃん、誰が面倒を見ているのか? 夜遅い生番組で、家に帰るのは夜中の2時ぐらいでしょ?」と質問。これに対し、小川さんはほほえみつつ、「夜の番組を担当しているということが、ある種、功を奏していまして」と説明。「日中はずっと子供と一緒にいて、夕方、母だったり、夫だったりとバトンタッチしまして、その後に私は出社しまして」と、夕方になると帰宅する夫に夜の育児を任せていることを公表したのだ。
終盤にも小川アナは、仕事と育児の両立に言及。「赤ちゃんがいる状態でニュースキャスターの仕事をするのは無責任だとか、子育てにしっかり向き合えないなんてダメな母親だとか」と心ない言葉を浴びせられることもあるとしつつ、にこやかな表情で「子育ても、一進一退と言いますか、何か昨日より『あ、ここ掴んだな』と思ったら、その手のひらから(掴んだはずのものが)パッと逃げて行ってしまうこともあり、奮闘しています」と、まさに手探りの状態で両立を実現させていることを明かしたのだった。
このため、ネット上では前述のものの他にも「サワコの朝に出演していたのに、いきなりこれですか・・・」と、タイミングが悪すぎるといったツイートが続々。他にも、「つい最近サワコの朝で小川彩佳アナを拝見して、なんて立派な方なんだろうと感動したばかりなので本当に腹立たしい。小川アナ心から応援しています」と、怒りに震えるツイートも見られる。果ては、「夫と交代しながら育児をしていると語られていたのに、夫は、不倫する時間があったんかい!」と、果たして夫が本当に育児に対して積極的に取り組んでいたのかと疑う声も上がっているほどであり、小川アナに降って湧いた騒動に驚く声は多い。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)