JAL、グループ外への出向500人→1000人に 今後も「活用したい」...業績は下方修正

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出向先は「自治体や物流系の企業、コールセンター、教育機関、ホテルなど」

   植田英嗣・常務執行役員によると、出向先は「自治体や物流系の企業、コールセンター、教育機関、ホテルなど」、約40にのぼる。出向期間は「1日単位から2年程度」で、珍しいケースでは、接客施術を生かそうと、JALスタッフが年末年始に宗像大社(福岡県宗像市)の巫女(みこ)として勤務した。

   JALでは現時点では社員の一時帰休や人員整理にまでは踏み込んでおらず、植田氏は

「本当に社員の活躍の機会、場が出るというのは有り難いことで、今後ともこのような場は活用させていただきたい」

などと話した。

   一方のANA HDは1月29日に21年3月期 第3四半期(20年4~12月期)連結決算を発表。売上高は前年同期比66.7%減の5276億円で、純損益は864億円の黒字から3095億円の赤字に転落した。ただし、通期の業績については、貨物事業が好調なことなどを背景に、売上高7400億円、純損益が5100億円の赤字とする予想を据え置いた。22年3月期に黒字化する目標も維持している。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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