都によると、20時閉店後のテイクアウト営業は可能
「電気が付いてても 片付けとかあるんだぞ...」「今度は時短警察ですか」「意味わからない自警団みたいな正義感って、本当に怖い」といったものだ。手紙の投函主に対しては、「不用意にウロウロされている方が余程迷惑」「なんでまず自分を名乗らないのでしょうね?」「有志じゃなくて一人でやってそう」といった指摘が出ていた。
東京都では、飲食店とカラオケ店に20時までの時短を求め、応じた店には1日6万円の協力金を支給する。都のサイトでは、テイクアウトやデリバリーを専門とする店は対象外だが、それ以外の店の場合は、20時に店内営業を終えればテイクアウトなどをそれ以降に続けても協力金を支払うとしている。
協力金を担当する都の企画計理課は1月29日、J-CASTニュースの取材に対し、「20時以降も営業している」といった苦情は来ているというが、閉店後のテイクアウトについては聞いていないと答えた。
伊佐治区議のツイートによると、手紙が来た店は、テイクアウトも20時までの営業だったそうだ。
同様な手紙は、他の飲食店にも届いているのだろうか。
大田区の産業振興課や商店街連合会などに取材したが、そのような情報はないという。ただ、大田区の大森飲食街協同組合では、次のように話した。
「ここ1週間で2回、いろんな飲食店の写真をカメラで撮っている人はいました。少しいて、また去った後に来て、夕方に3時間以上も見回っていましたね。この人がなぜこんなことをしていたのかは分かりませんが、自粛警察が出没しているといううわさは耳にしています」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)