日本郵便は2021年1月28日、新たなデザインの「1円切手」を販売すると発表した。
日本郵便の公式キャラクター「ぽすくま」が描かれたもので、4月14日から1億枚限定で販売される。
盛り上がる切手コレクターたち
1円切手といえば、明治時代に郵便制度を築いた前島密の肖像が描かれたものが流通してきた。各メディアの報道によれば、新たなデザインの1円切手が販売されるのは約70年ぶりだという。
今回発売される1円切手は、「ぽすくま」が描かれたセピア調のデザイン。シール式になっており、50枚が1シートになっている。販売価格は50円。従来の1円切手と並行して販売される。
「ぽすくま」の公式ツイッターアカウントでも28日、
「みんな、ポッス~!4月14日(水)からぼくのデザインの1円切手が発売されるよ ぼくがいっぱいだよ~」
と呼びかけている。
ネット上には、愛らしいデザインの1円切手の販売を心待ちにする人々のコメントが目立つ。70年ぶりの新デザインだけに、コレクションしたいとの声もあるようだ。
「近所の郵便局にもあるかな。昔の切手を使う時用と保存用、、、買いたい!!」
「可愛すぎて保存したい!売り切れ必至」
「地味に一円切手は使うからこれはうれしい。ぽすくまかわいいもの。しかもシールなのがありがたい」
また、以前の郵便料金の値上げにより、旧価格のデザイン切手が使いづらくなっていたと訴える人たちからも、歓迎する声が多く投稿されている。
「以前の可愛いシール切手を使いたくても(※料金の不足分を補うための)1円切手が大人柄だったので子どもさんたち宛てには使っていませんでした。1円からのいろいろな金額の切手についてもみんなで楽しく教えてあげられそうです」
「1~2円値上げによって行き場なくしたシール切手さんたちがたくさんあるからぽすくまちゃんのパワー借りたい」
「半端に余った切手使うときこのオジサンたくさん貼るのはちょっとねー ぽすくまくんなら並んでてもかわいい」