ROLAND、ホスト「東城誠」時代の苦悩 「女は金だ」からの卒業と改名の関係

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   「ホストの帝王」として知られる「ROLAND」さんが、自身のYouTubeチャンネルでホスト名の由来を明かした。

  • ROLANDさん(2019年撮影)は、なぜ「ROLAND」になった?
    ROLANDさん(2019年撮影)は、なぜ「ROLAND」になった?
  • ROLANDさん(2019年撮影)は、なぜ「ROLAND」になった?

「ロミオ」「ヴィヴァルディ」「ラベル」の候補も......

   ローランドさんは2017年、それまで使っていた『東城誠』から『ROLAND』へと改名している。これまで、名前の由来や改名の理由について問われてもはぐらかしてきたというローランドさん。

   2021年1月27日に公開したYouTube動画では、ローランドさんが『東城誠』時代は「女の子を幸せにできたこともありますけど、できなかったことも沢山あった」と告白。客である女性たちに「『好き』って感情はなくても『お前のこと大好きだよ』」と伝えるなど、ホストとしての仕事ではあるものの「色恋営業」をしている状況に葛藤があったと語った。

   『東城誠』としての営業スタイルについて「悪名は無名に勝るだと思ってた」として、客を「お前ら」と呼んだり、「金持って集合」と呼びかけたりするなど、派手なパフォーマンスをしていたという。実際に、当時のホストTV(ホストクラブ動画などを更新する動画サイト)では、「俺がこんなに指名を呼べるのは、俺の顔がカッコイイから」などと発言していた。

   しかし、次第に「年々やっていくうちにすごく自分のことが嫌いになって」いったローランドさんは、すでに売れっ子ホストとして知られていた名前を捨てることでブランディングを変え、「『女は金だ』そういう営業方法から卒業したかった」自分の理想とするホストを目指すことにしたという。

   新たな名前の候補は「違う名前ならなんでもよかった」ため、漫画『夜王』に登場するホストクラブからとった「ロミオ」、『帝一の國』の登場人物「氷室ローランド」、ラベル、ヴィヴァルディなどがあった。

「1人で2回売れたのはマジですげぇな」

   当時、『東城誠』と検索すると「女を金としか思っていないホスト」などの悪名が表示されるのに対し、「ローランド」は同名の大手電子楽器メーカーが存在。「ローランド」は一部上場企業であるため、いちホストの情報は埋もれることができるだろうと考え、「ローランド」を選んだという。

   『帝一の國』に登場する「氷室ローランド」は、裕福な家庭の生まれであり、ブロンドの長髪をしたカリスマ性のあるキャラクターだ。

   また、売れっ子ホストだった名前を捨て周囲の反対もはねのけ再度ブレイクしたローランドさんに、多くの視聴者が驚きの声をあげている。

「ローランドの中の人は東條誠としてもローランドとしても売れたのか。1人で2回売れたのはマジですげぇな」
「自分の軌道修正をし いきなり次の日から180度仕事の方向性を変える...すごすぎる」
「勝算もって賭けられるところとか、SEO意識してるところとか、知的な部分もまた魅力。。。リスク取ってでも、過去のスタイル変えようとするところに真の人間性も感じますね。。。。」
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