ドラ1早川は即戦力として期待
田中が楽天に復帰すれば、驚異の「538勝ローテーション」が完成する。涌井は西武、ロッテ、楽天の3球団で計144勝を挙げ、岸は西武と楽天で計132勝を記録している。則本は13年から6年連続で2ケタ勝利をマークし、計85勝を挙げている。これに日米通算177勝の田中が加われば、4投手だけで勝利数の合計は538勝となる。
田中のチーム復帰が期待される一方で、昨秋のドラフト1位・早川隆久投手(22)が楽しみな存在だ。早川はプロでの実践経験がなく実力的に未知数ではあるが、プロ関係者の評価は高く、球団としても先発の即戦力として大きな期待を寄せている。田中に加えて早川が戦力として計算できれば、チームの上位進出が見えてきそうだ。