映画秘宝「恫喝」DM騒動で双葉社も謝罪 「慎重さを欠いた対応となってしまった」

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   月刊映画誌『映画秘宝』の岩田和明編集長が、一般の個人に向けてSNS上で悪質なメッセージを送った問題で、発行元の双葉社(東京都新宿区)は2021年1月21日、「今回の事案が発生したことを大変重く受け止め、当該個人の方に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

  • 映画秘宝公式ツイッターより
    映画秘宝公式ツイッターより
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個人情報が加害者に「開示されてしまっている」

   騒動の発端は、岩田氏が一般のツイッターユーザーに送付したダイレクトメール(DM)だ。

   このユーザーが、岩田氏らが出演したラジオ番組の感想をツイッターに書き込んだところ、1月17日に映画秘宝の公式アカウントからフォローされた上でDMが届く。

「突然、たいへん失礼いたします。今、心の底から深く深く心が傷付き、胸が張り裂けそうなほど大きなショックを受けて、死にたいです。私は、『俺たちの~』も『ポンコツ』も、いちども言ったこととがありません。純粋な悪口ということでしたら、これは誹謗中傷でしょうか。いま、胸が締め付けられるほど苦しくて、呼吸が乱れており、壊れそうなほど深く心が傷付き、あまりのショックの大きさから、何も手が付けられない状態にいます。死にたい」(原文ママ)

   受け取ったユーザーによれば、双葉社にDMの内容について問い合わせたところ、岩田氏から電話があり、謝罪を受けたという。

   その時の心境を「責任者の方がハラスメントを行っている張本人だった訳で、結果的にハラスメントを受けた当人(問い合わせをした私)の電話番号と氏名が、嫌がらせ行為を行っていた本人(加害者側)に直接開示されてしまっている状態となっており、正直怖いです」と赤裸々にツイートしている(現在は非公開)。

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