「重ね聞き」すると「支持・不支持の差が鮮明に出て、支持率が高くなる傾向がある」
以前から、この「重ね聞き」をめぐる論点は指摘されてきた。例えば20年9月の菅内閣の発足直後の世論調査では、内閣支持率が朝日が65%、毎日が64%だったのに対して、日経新聞は74%と、8~10ポイント高い結果が出ている。9月19日付け日経電子版の解説記事では、日経新聞の調査では、
「回答が支持か不支持か不明確だった場合には『お気持ちに近いのはどちらですか』と重ねて聞く」
と説明した上で、「重ね聞き」で支持率が高めに出る傾向があることを、こう指摘している。
「今回の調査で日経新聞の最初の質問に『支持する』と回答した割合は66%で、朝日新聞や毎日新聞と同水準だった。2度聞きで掘り起こした『弱い支持』を反映した数値が74%である。この手法は支持・不支持の差が鮮明に出て、支持率が高くなる傾向がある」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)