ホリエモンに昭恵夫人も絶賛する『えんとつ町のプペル』 そんなに面白いの?J-CAST記者がプペって検証

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作品通して感じた「一貫したメッセージ」

   各方面からの絶賛と、それに対する冷ややかな声。いずれの意見も踏まえた上で、今作を観た記者が抱いた感想は「思っていたよりは楽しめた」。印象に残ったのは、原作・脚本の西野さんによる一貫したメッセージだ。

   「ゴミ人間」であるプペルに対しては「異端者を排除・隔絶しようとする人々の心理」が容赦なく描かれている。「閉ざされた世界で星を探す」という2人の挑戦、それを冷ややかな眼差しで見る人々との対比もまた、明確に感じられた。ルビッチとプペルの姿は、お笑い芸人から絵本作家を志し、各方面から厳しい声を浴びつつも精力的な活動を続けてきた西野さんそのものなのかもしれない。

   1月15日からはスマホアプリ「HELLO! MOVIE」を通じ、上映中に西野さんの副音声が聞けるというサービスが展開されている。西野さんが作品の裏話や、シーンごとに込めた思いなどを解説するというものだ。

   初見で作品に胸を打たれた人が「2プペ目」にこれを聞くと、また違った楽しみ方が出来るかもしれない。

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