俳優の綾瀬はるかさんが主演を務める日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)の第2話が、2021年1月24日放送された。謎が謎を呼ぶ展開と主演陣の熱演により、ネット上では2019年放送のかの大ヒットドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)を彷彿とさせるような「考察」合戦が白熱している。
協力して日高の容疑を晴らすことにするが...
「天国と地獄」の脚本は、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」などで知られる森下佳子さんが手掛けるオリジナル。綾瀬さん演じる熱血刑事・望月彩子と、俳優の高橋一生さん演じる殺人鬼・日高陽斗の中身が入れ替わってしまうスイッチストーリーだ。(以下、彩子と日高の表記は役名だが、実際の中身は逆)
第2話では、日高の自宅に家宅捜索が入ることに。彩子は日高に「出頭して一生を塀の中で過ごすか、それとも自分と協力して容疑を晴らすか」と二者択一を迫る。渋々後者を選択した日高は、彩子の指示通り、家宅捜索が入る直前に日高のマンションから証拠品を持ち出すことに成功。どうにか家宅捜索を乗り切るのだった。
「あな番」考察ブーム再来?
その後2人はそれぞれの生活へ。普段、創薬ベンチャー企業「コ・アース」社の社長として勤務する日高は、慣れない環境にひどく動揺。秘書との会話もままならず、戸惑うばかりだった...。一方の彩子は、手慣れた手つきでマスカラを塗ったり、居候である陸(柄本佑さん)にもバレずに上手く取り入り、身体の関係を持ったりと、まるで「何度も入れ替わりを経験している」かのような落ち着きぶり。そんななか、ただ一人、彩子の部下でバディの八巻(溝端淳平さん)だけが、2人の入れ替わりに気が付いて...という幕切れとなった。
ネット上では、彩子が慣れたように日高をリードするという「違和感」や、凶器である石について、「日高は何度か入れ替わりを経験していて中の人は本当の日高だったのか、そもそも望月と入れ替わる前から日高ではなかったのかもしれない」「凶器の丸い石、ホノホシ海岸の石なのかな...。ホノホシ海岸、波が荒くて、丸い石だらけの海岸」などとさまざまな考察が続出。そのような風潮に、ネット上では「考察含め今クール一番面白い」「あな番の時のように天国と地獄の考察を見るのが楽しい。そう言う考えもあるのかーってワクワクする」「原作がないからネットで考察見るのも楽しいし、これからの展開が楽しみすぎる」など盛り上がりを見せている。