アルコール消毒に「弱い」宝石って? コロナ禍でジュエリーを楽しむコツ、専門家に聞いた

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アフターメンテナンスも大切

   日本宝石特許鑑定協会の工藤さんも、石がついているものは変色する可能性が高く、金やプラチナなどの地金類、ダイヤモンド、サファイアはアルコールに強い方だという見方を示した。

   しかし、アルコールに強いジュエリーであっても、外部の傷から液体などが入り込み劣化してしまう可能性もある。工藤さんは、定期的なジュエリーの検査、アフターメンテナンスも大切だと話す。

   また、ジュエリーを傷めてしまった場合は、宝石鑑定所に相談することを推奨した。

「傷口が浅い場合は再研磨もできます。地金類で傷がついた場合も新品仕上げというピカピカになる技術があります。そういうこともできますので、宝石鑑定所または宝石店に相談するのが良いと思います」

   先述した宝石鑑定士の鈴木さんは、「酸や消毒液などに気をつけていただければ、宝石は半永久的に輝きを楽しむことができる」としたうえで、

「コロナ渦で気持ちが沈むことの多い日が続きますが、是非そんなときには宝石を身に着けて気持ちを上げていただければと思います」

と話していた。

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