「戦い方を昔の強かったころの中日に戻した」
橋上氏が阪神に次ぐ対抗馬とするのが中日だ。中日は昨シーズン、8年ぶりのAクラス入りを果たしリーグ3位でシーズンを終えた。シーズン序盤は苦しい戦いが続いたが、終盤に入って投手陣の踏ん張りもありチームは上昇。今シーズンはさらなる飛躍が期待される。
「中日は昨シーズン後半、戦い方を昔の強かったころの中日に戻した。しっかり守って勝つ野球。落合監督の時のような戦い方だった。与田監督はどこかで踏ん切りをつけたのだと思います。これ以上、攻撃的にいってもプラスにならないのなら、投手力を全面に押し出して1点を取る野球でなく、1点をやらない野球にシフトした。勝ちパターンの投手も安定していました。今年は首脳陣が代わっていないので大きな方針の転換はないでしょう。昨年の後半の戦いにある程度の手ごたえをつかんだと思いますので、同じような戦い方を目指していくと考えられます」(橋上氏)