2021年1月21日発売の「週刊新潮」が報じた、俳優の石田純一さん(67)が1月14日の20時30分過ぎに、東京都内で最大10人で焼肉を楽しんでいたというスキャンダル。緊急事態宣言下であるにもかかわらず、「宣言が出ている都内で20時半」に「10人で会食」というダブルでアウトな会食をしていたということで批判が殺到。これに対し、石田さんは21日21時から自身のYouTubeアカウント「じゅんちゃんねる」で生配信を行い、騒動について釈明した。
生配信で石田さんは当該の会食について、「(外食を)我慢していて飯も食えないという人もいる中で心苦しいと思っています」と謝罪。しかし、動画のコメント欄には「何も反省しない」といった批判が殺到している。ただ、そのような状況の中、ふと、石田さんのアカウントの登録者数の欄に目をやると、何とも「お寒い状況」に気付いてしまうのだ。
1月22日18時時点での登録者数は...わずか963人!
YouTubeにおいて、個々の動画の再生回数はその動画の注目度を示すのに対し、登録者数とは、それすなわちアカウントの人気度を示す値である。アカウントで著名なものといえば、はじめしゃちょーさんのメインチャンネルが906万人(1月22日18時時点、以下同)や、米津玄師さん(29)のチャンネルが567万人をようするなど、その名前のとどろきかたに見合った数値と言って良い値が表示されていることが分かる。
そこで、石田さんの登録者数を見てみると......わずか963人なのだ!
通常、石田さんともあろう著名な俳優であれば、もう少し登録者がいてもおかしくないのではないだろうか。たとえ、石田さんがアカウントを開設したのは1月14日であり、それからわずか8日後であることを考えても、もう少し、何とかなったのではないだろうか。
さらに言ってしまうと、その伸びも鈍い。スキャンダルを報じた「週刊新潮」の発売日となる前日、「デイリースポーツ」は石田さんのアカウントについて、「石田純一 動画チャンネル登録者は約500人...コロナ騒動赤裸々告白も...」との見出しで記事を配信。本文中で「20日午前11時現在、チャンネル登録者は500人強と苦戦を強いられている」と報じたのだ。
その後、21日に石田さんのスキャンダルが報じられたわけだが、それを考えると22日18時時点でその後の登録者数の増加分が「500人弱」というのは、やはり、「お寒い状況」とは言えまいか。動画の内容は謝罪がテーマだったとはいえ、世間から大きな注目を浴びたことには間違いなく、事実、生配信が行われたことを報じる各メディアの記事には多数のコメントが付くなど、その反響の大きさはなかなかのものだったはずだからだ。