井岡一翔タトゥー露出への「厳重注意」は「きわめて無難」 JBCの処分を専門家はどう見たか

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「今後はより厳しくなっていくと思います」

   昨年大みそかのタイトル戦は世間の注目度が高く、井岡の「タトゥー問題」はSNS上で物議をかもした。今回のJBCの処分は軽度の厳重注意にとどまったが専門家はどうみたのだろうか。J-CASTニュース編集部は、協栄ジムの金平桂一郎会長(55)を取材し見解を聞いた。

   金平会長は今回の処分に関して「きわめて無難な処分だと思います」と言及し、次のように続けた。

「JBCにはインスペクターがいて、前日計量の時も井岡選手のタトゥーを確認できたし、試合当日も確認しているはずです。その上でインスペクターが試合当日に井岡選手がリングに上がることは可能であると判断した。今回は井岡陣営にもJBCにも注意義務がありました。前回は問題なかったわけですから今回はファンデーションの塗り込みが甘かったというのは間違いないでしょう。タトゥーに関してはJBCルールに明確にありますので、今後はより厳しくなっていくと思います」(金平氏)

   昨年大みそかに行われたタイトル戦は世界的に高く評価され、井岡は米国の権威ある専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングで10位にランクされた。また、国内では2020年度の最優秀選手賞と年間最高試合の候補に挙がっており、注目を集めていた。

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