「タクシーカードをとるべきだったかと少し後悔」。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役などで知られる声優の緒方恵美さんが2021年1月22日、タクシーで肝を冷やすような体験をしたとツイッターで明かした。
「もしや耳が遠いだけではない...?」
ツイートによれば、緒方さんがタクシーに乗り込むと、「耳が遠いので大声で」という札が掲げられていたという。耳が遠いのだと思った緒方さんは、大きな声で行き先を告げる。しかしタクシーは、しばらく走ると道を外れ始めた。
緒方さんが指摘するも、左折のみの道で右折しようとしたり、一方通行の道でUターンを試みたりと危険な運転が行われたという。さらにUターンを強行したタクシーは、危うく後続車と接触しかけたという。ここで緒方さんは気づく。
「もしや耳が遠いだけではない...?」
なんとかスタジオにはたどり着いたものの、非常に焦ったと振り返る緒方さん。
「同乗のマネージャーと共に何度も『いやいやいや!』と叫んでしまった。こんなことは初めて。とりあえずなんとか指示してスタジオにはつけたけど、、、」
そして、運転手のためにも、タクシー会社のためにも、他の客のためにも、「変な意味じゃなくタクシーカードをとるべきだったか」と少し後悔したとツイートした。
タクシーカードとは、タクシー会社がサービス改善を目的として運転席の後ろに設置するカードのことだ。「エコーカード」とも呼ばれ、一部の会社で導入されている。
ファンからは、「めちゃくちゃ怖いですね」、「ご無事でよかったです」といったコメントが寄せられた。また領収書をもとにそのタクシー会社に伝えてみてはどうか、各地域のタクシーセンターに相談してみてはどうかといった声も寄せられた。
今日のタクシー。「耳が遠いので大声で」との札。大声で行き先を告げ暫く走ると道を外れてゆく。指摘したらその先を右に行くと言うがその標識は左折のみ。指摘したらUターンしようとするがここは一方通行。指摘しても強行され危うく後続車と接触しかけ、…
— 緒方恵美@2/11「M's BAR」開催! (@Megumi_Ogata) January 21, 2021
運転手さん。もしや耳が遠いだけではない…?