「カシメロ選手は攻撃力を磨いてくるでしょう」
カシメロは以前から自身のSNSなどで井上を挑発し対戦をアピールしてきた。カシメロは昨年9月にデューク・ミカ(ガーナ)を3回TKOで下し、その強打を存分に見せつけた。井上との王座統一戦が実現すれば、これまでの経緯から盛り上がることは必至だが、実際、拳を合わせた場合、どのような展開になるのだろうか。
金平会長は21年1月中旬、井上VSカシメロ戦が実現したと想定し、試合展開を次のように予想した。
「カシメロ選手は攻撃力を磨いてくるでしょう。井上選手に対しては中途半端な付け焼刃は通用しませんから。カシメロ選手は力強くパンチを振ってくるのでそこは脅威になるが穴も多い。井上選手は十分に分かっていると思う。今年のどこかのタイミングで対戦するだろうと思っているだろうし、対策は万全だと思います。井上選手にとってカシメロ選手はばっちりとかみ合うタイプだと思います。ここ最近の両者の試合を見ましたが、以前よりも力の差が開いているように感じました。一瞬の油断がない限り井上選手に負ける要素はないと思います」