「もはや、これ、ライターの仕事じゃない」 NHKねほりんぱほりん「こたつ記事」特集に反響

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就活中は「ペンの力で悪を倒したい」と思っていたが...

   ヒロコさんはまず、自身がこたつ記事ライターを始めるきっかけからトークを開始。司法試験に挑戦するも失敗し、同時に受験していたというテレビ・出版・新聞といったマスコミ系も全滅だったというヒロコさんは、何とかしてこれらの職に少しでも近づこうと思い、手始めとして請け負い型のライターとして働き始めたのだという。

   なお、これらの職業を就職活動で目指したのは、「ペンの力で悪を倒したい」という思いが強かったからだという。

   しかし、ライターとして歩み始めたヒロコさんに充てがわれたのは、テレビで流れた芸能人のトークや、ネット上に散らばる芸能情報を集めただけで作る、混じりっ気なしの(混ぜ物だらけの?)こたつ記事。他にも、家電の品評記事をネット上に散らばるユーザーの感想をかき集め、その使用感を記事化するという業務もこなしていたという。

   これら、こたつ記事の量産作業は就職活動中の熱い思いとはかけ離れた業務だったが、それでも将来のキャリアにつながると信じ、ヒロコさんはこたつ記事を量産し続けたという。

   すると、ある日、ヒロコさんは女性用の日用品や美容グッズの情報を掲載するサイトの創設に参画することとなり、晴れて正社員でライター業務を行うことに。喜び勇んでスカウト先に入社し、いざ、ライター業を始めたのだが、その晴れやかな思いは早々に打ち砕かれたのだった。

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