2020年1月13日、「孤独のグルメ」の原作者として知られる漫画家の久住昌之さんが飲食店を応援するイラストをツイートした。
「勇気も出ました。ありがとうございます」思わず涙したという人も
久住さんは松重豊さん主演の人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」(テレビ東京)の原作者だ。ドラマ版では、「ふらっとQUSUMI」のミニコーナーで自ら店を訪れ、食レポをしているなど食通で知られている。
13日、久住さんは自身のツイッターに「俺の食に密は無い。がんばれ、飲食業界。井之頭五郎」の文章とともに「孤独のグルメ」の主人公・井之頭五郎がどんぶりご飯をかき込む姿のイラストを投稿。新型コロナウイルスの感染拡大により、営業時間の短縮など大きな打撃を受けている飲食業界に向けたエールを送った。
7万リツイート、「いいね」は18万を超えるなど、多くの人々がこの投稿に賛同。「GoTo孤独のグルメキャンペーン」「私もこれには同意しか無い がんばれ飲食業界!!」「孤独のグルメスタイルなら、コロナ禍時代も食事をエンジョイできます!」など、密を避け会話も最小限に止めることのできる「孤独のグルメ」スタイルで飲食業界を応援しようというコメントが多く見られた。
また、このツイートに励まされたという飲食業界で働く人々の声も目立つ。
「日本中にいるであろう、ひとりご飯を楽しんでいる五郎さんに会うために踏ん張ります」「飲食店の店主です。久住さん、沁みました。ちょっぴり涙が出ました。同時に勇気も出ました。ありがとうございます」「飲食店で働いてます。昨夜さすがに心が折れ、泣いてしまいましたが、こう思ってくださる方もいるんだと知り違う涙が...。なんとか、なんとか乗り越えたいです」など、拡大する緊急事態宣言の影響でさらなる苦境が予想される飲食業界で踏ん張る勇気をもらったとする人も多いようだ。
俺の食に密は無い。がんばれ、飲食業界。井之頭五郎 pic.twitter.com/waQr5dKI0E
— 久住昌之 (@qusumi) January 13, 2021