1都3県「以外」への緊急事態宣言、1週間で一転発令 「見通し甘かった」指摘に菅首相の釈明は...

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尾身氏「東京と大阪、首都圏と関西、大ざっぱに言えば半月ぐらいの時間差があった」

   今回の記者会見でも、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が同席。引き続き菅氏が尾身氏にコメントを求める場面が目立った。

   尾身氏は1週間前には否定的だった大阪が対象地域に加わった経緯について、東京では、12月中旬の時点で「ステージ4」の判断基準のひとつである「人口10万人当たりの全療養者数25人以上」を満たしていたことや、12月29日では東京都のモニタリング会議でも「逼迫している」という指摘があったこと、31日になって感染者数が急上昇したことを説明。

   対する大阪は「東京とは違って、年末までには下降の傾向を示していた」し、10万人あたりの全療養者数が25人を超えたのは年が明けてからだったことから、「そういう意味では、東京と大阪、首都圏と関西、大ざっぱに言えば半月ぐらいの時間差があった」とした。 さらに、東京では大阪よりも早く入院調整に支障が出ていることが表面化したことを挙げた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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