巨人、桑田真澄氏コーチ就任は「最大の補強」 G党大興奮、次期監督に推す声まで...

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   プロ野球の巨人は2021年1月12日、球団OBの桑田真澄氏(52)が投手チーフコーチ補佐に就任したことを発表した。桑田氏は06年に巨人を退団して以来、15年ぶりの古巣復帰となる。また、背番号は桑田氏の恩師である故藤田元司監督の「73」に決定した。

   桑田氏は85年のドラフト1位で巨人に入団し、巨人ではエースとして数々のタイトルを獲得した。巨人退団後の07年からはMLBパイレーツでプレーするなど海外のマウンドも経験。08年の現役引退後は野球評論家として活動するかたわら早大大学院スポーツ科学研究科を首席で修了した。

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先発投手の育成は急務

   15年ぶりに巨人に復帰した桑田氏に託されるのが投手陣のテコ入れだ。MLBを目指していたエース菅野智之投手(31)のチーム残留が決定したとはいえ、菅野、戸郷翔征投手(20)、サンチェス投手(31)らに次ぐ先発投手の育成は急務で、リーグ3連覇に向けて桑田氏が担うポジションは重要なものになりそうだ。

   桑田氏は卓越した投球理論を持ち、野球解説者時代から高い評価を受けていた。プロで専任コーチを務めるのは今回が初めてとなるが、現場から離れて様々な視点から球界を見てきた経験が生きると指摘する球界関係者もいる。また、巨人が桑田氏をコーチに招へいしたことに関して他球団関係者も驚きを隠せず、今オフ「最大の補強」との声も上がっている。

   今回の桑田氏のコーチ就任報道を受け、かねてから入閣を熱望していたG党から歓喜の声が上がっている。ネット上では桑田氏のコーチとしての手腕に期待を寄せつつ、早くも将来の「監督」に推す声もあり盛り上がりを見せている。

   投手陣の強化、若手の育成などチーム内での課題は多く、桑田氏の手腕に注目が集まる。

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