「ファミチョコ」盛り上がりそう
他方、洋菓子メーカーのメリーチョコレートは、コロナ禍にみまわれた2020年は思うように旅行や外出、外食に行けず、楽しさが絶対的に不足している人たちが多いとして、「エンターテインメントとしてのチョコレート」を重視。自分が好きなように楽しめて、わくわくできる「Ji-Ko-Chu(ジコチュー)バレンタイン」をテーマに、商品ラインナップをそろえた。昭和レトロな雰囲気を生かした新ブランド「はじけるキャンディチョコレート。」などが注目されている。
バレンタインはかつて、女性が男性にチョコを贈り、愛を告白する日とされていた。だが、近年は女性同士でチョコをプレゼントし合う「友チョコ」や、家族で味わう「ファミ(ファミリー)チョコ」など、楽しみ方は多様化している。コロナ禍のバレンタインは「イエナカ」が避けられず、いつにも増してファミチョコが盛り上がるかもしれない。