商店街「各店で立ち上げはハードルが高い」
J-CASTニュースが8日、巣鴨地蔵通り商店街振興組合の理事を務めるコバヤシ洋傘店の小林哲(さとし)さん(53)を取材すると、「商店街の人出は例年の半分ほど」。昨20年10月後半~11月にかけては人が戻り始めていたが、新型コロナウイルス感染者の増加に伴い再び減っている印象があるという。
「新型コロナウイルスの影響でお客様が極端に減っており、ECサイトを立ち上げるという話はかねてから出ていました。しかし各店舗で立ち上げるのはハードルが高く、このようなプラットフォームに乗っかるのがいいと考えました」(小林さん)
振興組合の加盟店は約150店舗。カイトの担当者によれば、現時点でコバヤシ洋傘店を含む3店舗の参画が決定しており、他5、6店舗が検討段階だ。今後も参画の声がけを続けていくという。
小林さんは「すがものみせ with おしるこ」に「売上が減ったところを、少しでも補っていければ」と期待を寄せる。
「巣鴨は買い回りの商店街とは違い、お土産や観光目的に近い広域の商店街です。影響を受けやすく、昨春に緊急事態宣言が出た時は劇的にお客様が減ってしまいました。特に年配の方が来れなくなるので、自分ではできなくともご子息や若い方に聞いて、ECサイトから商品をご購入できればと思います」