特定したのはQアノン支援者ら
しかし、情報源となったワシントン・タイムズの記事は8日までに訂正版に差し替えられ、
「この記事の以前のバージョンでは、XRVision社の顔認識ソフトが水曜日に国会議事堂を襲撃した暴徒の中からANTIFAのメンバーを特定した、と記載しましたが間違っていました。XRVisionはANTIFAのメンバーを特定しておらず、弊紙はXRVisionに謝罪しました」
と事実誤認があったとした。
CNN、USAトゥデイ、バズフィードなどの米メディアによれば、XRVision社は弁護士を通じてワシントン・タイムズに抗議し、事実無根だとして記事の撤回と謝罪を求めていた。同社が特定できた人物は、ネオナチ組織の2人のメンバーと、極右系陰謀論集団「Qアノン」の支援者だったという。
米のファクトチェックサイト「ポリティファクト」も「False(誤り)」と判定している。
なお、アノニマスポストは8日昼現在までに、記事の訂正をしていない。