トヨタの「超小型EV」、165万円からのインパクト 「政府戦略」追い風に評価されるか

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さまざまな制約はあるが...

   シーポッドの気になる価格は165万円(税込)から。この価格であれば、現行の軽と遜色ないばかりか、地方自治体などの補助金を考えれば、むしろ有利だろう。

   2人乗り、最高速度60キロなどの制約はあるが、シーポッドは、困難とされた軽のEV開発の未来を探る有力な選択肢となるだろう。

   シーポッドのコンセプトは日本だけでなく、急速なEVシフトが進む中国や欧州でも通用するだけに、超小型EV市場で主導権を握ろうとするトヨタのしたたかな戦略を感じさせる。

   トヨタはハイブリッド(HV)、プラグインハイブリッド(PHV)、燃料電池車(FCV)、EVと電動化を全方位で進める世界でも数少ないメーカーだ。とりわけ日本では軽が人気で有力市場となっており、今回の超小型EVがどう評価されるか注目される。

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