日本看護系大学協議会に「お取り計らいくださいますよう」
同省が出した「お願い」とは、会員約287校をもつ前出・日本看護系大学協議会への事務連絡。20年12月25日付で、医療機関への支援の協力を依頼した。同事務連絡では、「今後もクラスター発生などにより通常の診療体制の維持が困難となり、全国的に看護職員への支援が必要となることが想定されます」とし、次のように呼びかけている。
「看護系大学には、看護師等の免許を有する教員や大学院生等(以下『看護教員等』という。)が多く在籍されており、これまでも医療機関等で看護教員等の皆様には支援をいただいておりますが、感染拡大地域が広がりつつある中で、最前線で対処する看護職員の負担が増している状況であることから、更なる支援をお願いできればと存じます。そのため、貴会に所属している看護系大学に向け、医療機関等での支援の依頼について、お取り計らいくださいますよう、お願い申し上げます。
なお、医療機関等での支援にご協力していただける場合については、各都道府県看護協会や都道府県ナースセンターにおいて、新型コロナウイルス感染症対応のための人材確保の登録を受け付けておりますので、ご活用をお願いいたします」