「2年連続...地図?サプライズ感ないなー」は「観測気球」なのか!?
実は、「笑ってはいけないシリーズ」は、もともとは5人がゲームで対決した結果、敗者に対する罰ゲーム企画として放送されていたのだ。全員参加となったのは2007年からで、それ以前は5人が「笑わせる側」と「笑わせられる側」に分かれて番組に出演していて、ダウンタウンの2人もそれぞれ仕掛け人側となり、その手腕をふるっていた。ファンの中には、彼らが仕掛け人側に回った初期放送を高く評価する向きも少なくない。
ただ、そうなると、「お尻をシバかれる」のは方正さんとココリコだけとなってしまい、罰を受ける人数が減ったことによる番組としてのパワーダウンは避けられない。ただ、そのパワーダウンを防ぎ得る人材が2020年の放送に出演していたことに、皆さんは気付いていただろうか......そう、「新しい地図」の3人である。
3人は2019年に続いて、まさかの2回目の出演。「2年連続...地図?サプライズ感ないなー」といった声が散見される事態となったが、マンネリを押しての2年連続出演が、3人が選手化に耐え得るかどうかの「観測気球」だったという可能性は決して否定できないのではないだろうか。その2020年も振り切った演技で活躍を見せ、特に稲垣吾郎さん(47)のシーンは、ツイッターでの話題度は番組トップクラスだったのは、J-CASTニュース既報のとおり。彼らであれば、尻をシバかれる選手として、「笑ってはいけない」に出演することは十分に可能であろう。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)