講談社は2021年1月5日、人気マンガ「進撃の巨人」が4月9日発売の「別冊少年マガジン5月号」で完結すると発表した。コミックス最終巻となる34巻は6月9日に発売予定で、2009年9月から11年半にわたる連載が完結となる。
「ようやく終えることができそうです」
作者である諫山創さんは発表内でこう語る。
「あと3年で終わると8年前から言ってましたが、ようやく終えることができそうです。大変長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
決して編集部に引き伸ばされたわけでもなく、むしろ『いつ終わるのか』と急かされ続けての晩年でした。すいません、ようやく終わります。
今まで読んできてよかったと思っていただけるように、最終回に向けて頑張ります」
最終巻発売を告知するプロモーションビデオも公開された。主人公・エレンの声を演じる梶裕貴さんはツイッター上でこう述べた。
「ついに、この時が。
『駆逐してやる この世から 一匹残らず』
PV内のこの台詞、新規収録しました。
原点に帰れた気がして...血湧き肉躍りました」
読者からは「最終回寂しいけど楽しみに待ってます」、「進撃ついに完結か~!」と悲喜こもごもな声が寄せられた。そしてこのような感慨に浸るアカウントの一つに、花王の公式アカウントがあった。
「え(進撃の巨人、4月で終わるとか...)」
洗濯まわりの情報発信を行う花王の公式ツイッターアカウントはこう述べる。
「え(進撃の巨人、4月で終わるとか...)」
「少し外の風に当たってこよう」
ファンにも「動揺して出ざるを得なかったです」と返信するなど、かなりの衝撃を受けたようだ。この様子には思わず、「進撃の巨人」を掲載する別冊少年マガジンの公式アカウントも「花王さん!?」と反応した。
というのも、この悲しみを吐露したのは自社製品「アタック」などの紹介を行う「花王 アタック (お洗濯全般)」という名のアカウントだった。別冊少年マガジン公式アカウントは、同作の英語名「アタックオンタイタンですね!」と納得している様子だ。
え(進撃の巨人、4月で終わるとか…)
— 花王 アタック (お洗濯全般) (@kao_attackjp) January 5, 2021
少し外の風に当たってこよう
— 花王 アタック (お洗濯全般) (@kao_attackjp) January 5, 2021
花王さん!?
— 別冊少年マガジン【公式】 (@BETSUMAGAnews) January 5, 2021
(´-`).。oO(アタックオンタイタンですね!) https://t.co/1NyrT7G2OM